豊平区にある古美術 松の店です、よろしくお願いします。
今日の出張買取で入ってきました、銀瓶、中国の竜泉窯青磁花瓶などです、ご自宅に眠っている古物ございましたお気軽にどうぞ、一点一点手寧にご査定致します。
竜泉窯とは
竜泉窯は、中国浙江省竜泉及びその付近にあった青磁の産地の窯。 竜泉青瓷は三国時代(紀元220年~280年)に現れたとされ、初期は紋様が簡単な日用品で「原始青磁」と呼ばれる。 南宋から明代初期が最盛期で、灰色がかった淡い色の釉調、淡青釉が特徴。
宋~元初期
南宋時代には南北の技術を融合し、青磁焼成は全盛期を迎える。 「哥窯」「弟窯または竜泉窯」に大分される。
哥窯
伝説では兄の章生一が経営した窯。(哥は兄という意味。) 宋代五代銘窯の1つ。 素地は黒く、口縁部や高台は薄く塗った釉薬が高温で焼かれ紫色になる紫口鉄足、金絲鉄線といわれる無数の貫入が特徴。 素地の薄いものを「龍泉官窯」、厚いものを「伝世哥窯」と呼ばれる。
弟窯・竜泉窯
弟の章生二が経営した窯。 青い青磁を作り出し、南宋皇帝の高宗に気に入られ官窯となる。 素地が白くて釉薬は厚く、玉のように透き通る上品な色合いが特徴。 日本では、南宋代に作られた品質の良い青磁のことを「砧青磁(きぬたせいじ)」と呼ばれ、竜泉窯の物が多い。
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